基礎研究に対する思い
リハビリテーションの臨床場面において、我々セラピストは日々わからない事に直面します。その場合、書籍や論文を調べたり、勉強会に参加するなどして解決します。 しかし、それでも分からない事は多くあります。
そこで我々は、基礎研究を通して臨床場面における疑問を解決したいと考えています。また我々が研究した内容を対外的に発表することで、当院のみならずリハビリテーション業界全体の治療の質の向上に寄与できればと考えています。
基礎研究を行いやすい環境
当院には修士号を取得したスタッフが複数名いるため、一緒に研究を行いながら方法について学ぶことができます。またスペシャルアドバイザーの鈴木俊明教授(関西医療大学大学院)から指導が受けられます。
基礎研究を行うには、専門の研究機器が必要となります。当院には誘発筋電図や表面筋電図、ハンドヘルドダイナモメーターがあり、様々な研究が行えます。
取り組み
① 学会発表
国内外の学会で研究成果を発表しています。これまでに日本基礎理学療法学会学術大会、日本リハビリテーション医学会学術大会、日本臨床神経生理学会学術大会、国際リハビリテーション医学会世界会議などで発表を行いました。
② 論文投稿
執筆した論文が国内外の雑誌に掲載されています。これまでに「関西理学療法」、「理学療法科学」、「臨床神経生理学」、「Muscle & Nerve」に論文が掲載されました。