症例研究に対する思い
当院では、主にトップダウン評価(患者様に必要で適切な評価を迅速に行え、機能障害レベルまで問題点を絞り込む方法)を用いて治療を行っております。この評価は、セラピストの経験と熟練が必要となります。
そこで我々は、症例研究を通してセラピストの臨床能力を向上させたいと考えています。
特徴的な育成制度
多くのサポートが受けられるため、初めて症例研究を行うスタッフでも安心して取り組むことが出来ます。
発表者は、まず指導者とともに動作分析を行います。つぎに、この分析内容をリハビリテーション科の他のスタッフと議論します。さらに、スペシャルアドバイザーである鈴木俊明教授(関西医療大学大学院)や嘉戸直樹副校長(神戸リハビリテーション福祉専門学校)の指導を受けることで、質の高い症例研究を目指しています。
取り組み
① 症例研究報告
症例研究に関する報告会を適宜行っています。
② 学会発表
症例研究の成果を学会で発表しています。これまでに紀南地域局学術大会、和歌山県理学療法学術大会、和歌山県作業療法学会、和歌山県病院協会学術大会、関西理学療法学会症例研究学術大会で発表を行いました。発表件数は年々増加しています。
③ 論文発表
症例研究の成果を論文で発表しています。これまでに「関西理学療法」に論文が掲載されました。発表件数は年々増加しています。