リハビリ

- 科長

私は、今まで臨床・教育・研究に取り組む傍ら、管理職としてリハビリテーション科のマネジメントを行ってまいりました。私の信念は、“患者様を第一に考え、行動すること”です。そのため以下のことに重点を置き、患者様の治療や部下・学生の指導を行っています。
①動作分析を用いて抽出した機能障害を適切な時期にしっかり治すこと
②患者様が理解、納得ができるリハビリテーションを行うこと
③患者様の本当のゴールを把握し、ADLの獲得だけでなくQOLをしっかりと向上させること
また、個人的に社会のニーズに応えるべく、三次予防だけでなく二次予防や一次予防にも積極的に取り組み、地域の方が住み慣れた環境で暮らし続けるお手伝いを行っています。
氏名 藤原 聡 / フジワラ サトシ
所属 田辺中央病院リハビリテーション科、北須磨病院リハビリテーション科、神戸リハビリテーション福祉専門学校 非常勤講師、関西医療大学大学院 特別研究員
最終学歴 神戸大学大学院医学系研究科 博士課程前期課程修了(保健学修士)
取得資格 理学療法士、登録理学療法士、介護支援専門員、赤十字救急法救命員、特定健診運動指導者、兵庫県糖尿病療養指導士、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士 養成施設教員等講習会修了、3学会合同呼吸療法認定士、日本理学療法士協会指定管理者(上級)、臨床実習指導者講習会修了者(厚生労働省指定)、国際PNF協会ベーシックコース修了
所属学会 日本理学療法士協会、兵庫県理学療法士会、関西理学療法学会、日本心臓リハビリテーション学会
著書
  • 1.Physical Therapy for Parkinson Disease ‐パーキンソン病と理学療法‐(共著) アイペック,2008.
  • 2.Physical Therapy for Shoulder Disorders ‐肩関節疾患と理学療法‐(共著) アイペック,2009.
  • 3.The Real Physical Therapy ‐理学療法の現場から(共著) アイペック,2010.
  • 4.脳卒中運動学(共著) 運動と医学の出版社,2021.
  • 5.Self Training Based on Motion Analysis -動作分析から考える自主トレーニング-(共著) 編集工房ソシエタス,2021.
  • 6.運動器疾患を学ぶ -評価から理学療法の実践まで-(共著) 編集工房ソシエタス,2022.
研究業績 関西理学療法学会 平成22年度助成研究「周期性の認識に基づく運動中に定期的に呈示される異なる刺激間隔が筋電図反応時間に及ぼす影響 -刺激回数の増加と刺激間隔の相違による検討-」
論文
  • 1.藤原 聡・他:左腰背筋の持続的な筋活動により歩行時に腰痛が出現した一症例.関西理学療法学 7:149-153,2007.
  • 2.藤原 聡・他:周期的な聴覚刺激における刺激回数と刺激頻度の相違が筋電図反応時間の変化に及ぼす影響-一側足関節背屈運動における検討-.関西理学 9:77‐81,2009.
  • 3.藤原 聡・他:周期性の認識に基づく効率的な運動中に定位的に呈示される異なる刺激間隔が筋電図反応時間に及ぼす影響-刺激回数の増加と刺激間隔の相違による検討-.関西理学 10:71‐76,2010.
学会発表
  • 1.左腰背筋の持続的な筋活動により歩行時に腰痛が出現した一症例.第6回関西理学療法学会症例研究学術大会(2006,兵庫)
  • 2.周期的な聴覚刺激における刺激回数の増加と刺激頻度の相違が筋電図反応時間に及ぼす影響.第43回日本理学療法学術大会(2008,福岡)
  • 3.周期的な聴覚刺激に対する一側足関節運動と両側足関節交互運動が筋電図反応時間に及ぼす影響.第48回近畿理学療法学術大会(2008,大阪)
  • 4.周期的な聴覚刺激に対する筋電図反応時間における一側足関節運動と両側足関節交互運動の相違. 第44回日本理学療法学術大会(2009,東京)
  • 5.一定間隔の聴覚刺激に基づく運動中に挿入される異なる刺激間隔が周期運動の遂行に及ぼす影響. -筋電図反応時間による検討-.第45回日本理学療法学術大会(2010,岐阜)
  • 6.周期性の認識に基づく効率的な運動中に呈示される異なる刺激間隔が筋電図反応時間に及ぼす影響-刺激間隔の相違による検討-.第46回日本理学療法学術大会(2011,宮崎)
  • 7.周囲性の認識に基づく効率的な運動中に定期的に呈示される異なる刺激間隔が筋電図反応時間に及ぼす影響-刺激回数の増加による検討-.第51回近畿理学療法学術大会(2011,滋賀)
講演 大阪府社会保険協会「メタボリックシンドローム予防教室」(2007,大阪)
横尾老人クラブ「グーンと踏ん張って体力アップ」(2020,兵庫)
横尾老人クラブ「今日からできるスロートレーニング! ~体力測定でいい結果を出そう~」(2021,兵庫)
地域情報誌「月刊ぷらっと」主催「第21回プロから学ぶ『生活向上セミナー』」(2024,神戸)
社会活動 関西理学療法学会 評議員(2010.4~2018.3)
関西理学療法学会 評議員(2018.4~)
日本理学療法士協会グランドデザイン策定事業チームメンバー(2012.4~2013.3)
運動器の10年・日本協会 学校保健委員会委員(2013.4~2017.12)
すみれ保育園 体育指導員(2020.4~)
神戸リハビリテーション福祉専門学校 教育課程編成委員(2021.4~)
第22回関西理学療法症例研究学術大会大会長(2022.12)
塩原学園幼稚園 体育指導員(2023.4~)

●理学療法分野

- 主任

私は患者様がリハビリテーションで早期に身体機能の回復し、できることを増やすことが非常に大切であると考えています。そのために、①自分が患者様の立場であったらどう感じるか、②安心してリハビリテーションを受けるためにはどのようにしたらいいかを常に考えながら業務に携わっています。この①と②に共通して重要なことは、適切な説明を適切な時期に行なうことです。この説明があることで、患者様は安心してリハビリテーションを行えます。私は今後も患者様と良い信頼関係を築くためにコミュニケーション能力を向上するだけでなく、患者様の立場に立って考えることができるセラピストを目指していきたいと考えています。
氏名 木原 良輔 / キハラ リョウスケ
所属 田辺中央病院リハビリテーション科
最終学歴 関西医療大学保健医療学部 理学療法学科卒業
取得資格 理学療法士、登録理学療法士、臨床実習指導者講習会修了者(厚生労働省指定)、西日本公式第19回ADL評価法FIM講習会修了者
所属学会 日本理学療法士協会、和歌山県理学療法士協会、関西理学療法学会
学会発表 1.右立脚初期に右前側方への不安定性が生じた右人工膝関節置換術後の一症例.和歌山県紀南地域局新人発表(2013,和歌山)
講演 田辺中央病院病院フェア「健康な毎日を送るために~手軽にできる五十肩予防~」(2016,和歌山)
田辺中央病院病院フェア「腰痛予防のためにできること~自主トレーニング~」(2018,和歌山)
関西医療大学~卒業生が語る会~「当院の取り組みと私の仕事」(2018,大阪)
田辺市社会福祉協議会「膝の力を強くしよう」(2020,和歌山)
社会活動 和歌山県理学療法士会紀南地域局学術大会 座長(2017)
和歌山県理学療法士協会新人教育プログラム 講師(2019)
和歌山県理学療法士会紀南地域局学術大会 座長(2020)
和歌山県理学療法士会紀南地域局田辺・西牟婁ブロック学術担当(2020.4~2024.3)
関西理学療法学会 評議員(2023.4~)
関西医療大学保健医療学部臨床実習講師(2024.4~)

- 副主任

私は他職種で10年間働いた後に当院へ入職しました。臨床では患者様の症状や要望は様々であり、患者様一人一人に合ったリハビリテーションの提供が求められます。そこで、私は患者様のことを第一に考え、適切な理学療法を提供するよう心掛けています。これからも、“患者様第一”をモットーに効果的な理学療法が提供できるよう努力するとともに、“患者様第一”の考え方をリハビリテーション科スタッフに浸透するよう尽力してまいります。
氏名 翠川 正博 / ミドリカワ マサヒロ
所属 田辺中央病院リハビリテーション科
最終学歴 阪奈中央リハビリテーション専門学校 理学療法学科卒業(専門士)
取得資格 理学療法士、臨床実習指導者講習会修了者(厚生労働省指定)、登録理学療法士
所属学会 日本理学療法士協会、和歌山県理学療法士会、関西理学療法学会
学会発表 右立脚初期から中期にかけての右膝痛により歩行の耐久性低下が生じた右変形性膝関節症の一症例.和歌山県紀南地域局新人発表(2012,和歌山)
講演 田辺中央病院病院フェア「脳トレ体操~」(2017)
社会活動 和歌山県理学療法士会紀南地域局学術大会 座長(2014)
私がリハビリテーションを実施する上で大事にしていることは、ADLを改善するだけでなく、患者様一人一人のQOLを向上させることです。そのためには、患者様の置かれている状況を把握し、それぞれに合ったリハビリテーションを行うことが必要と考えています。患者様が良くなっていく姿を見ることは、私の励みになっております。これからも、一人でも多くの方が健康な心身で元の生活に戻られるように努めていきたいと思います。
氏名 寺村 聡志 / テラムラ サトシ
所属 田辺中央病院リハビリテーション科
最終学歴 関西医療大学保健医療学部 理学療法学科(学士)
取得資格 理学療法士、臨床実習指導者講習会修了者(厚生労働省指定)
所属学会 日本理学療法士協会、和歌山県理学療法士会、関西理学療法学会
学会発表 1.右膝の疼痛のため右足底が内側へ接地することで右立脚中期に右前方へふらつき歩行の実用性が低下した右人工膝関節全置換術後の一症例.和歌山県紀南地域局新人発表(2017,和歌山)
2.右大腿前面にだるさが生じ歩行の耐久性が低下した右人工股関節全置換術後の一症例.第25回和歌山県病院協会学術大会(2020,和歌山)
講演 1.健康体操「腰」(2018,和歌山)
社会活動 和歌山県理学療法士協会新人教育プログラム講師(2019)
関西医療大学保健医療学部臨床実習講師(2024.4~)
和歌山県理学療法士会紀南地域局田辺ブロック学術担当(2024.4~)

●作業療法分野

- 副主任

私はこれまで主に高齢者施設でのリハビリテーションに従事し、車いすをはじめ福祉用具を使った支援を専門としてきました。私が最も大事にしてきたことは、対象者がやりたい生活を実現するために福祉用具を活かすということでした。病院での作業療法においても同様の考えを持ち、取り組んでいきます。また、急性期の機能向上から在宅での環境支援まで幅の広いリハビリテーションに取り組んでいきます。
氏名 藤田 純 / フジタ ジュン
所属 田辺中央病院リハビリテーション科
最終学歴 和光大学人文学部人間関係学科卒業(学士)、昭和大学医療短期大学作業療法学科卒業(準学士)
取得資格 作業療法士、生活行為向上マネジメント指導者(日本作業療法士協会認定)、リフトインストラクター中級(JASPA認定)、介護老人保健施設リスクマネジャー(老人保健施設協会認定)
所属学会 日本作業療法士協会 和歌山県作業療法士会
著書
  • 1.車椅子でのシーティング-車椅子という環境を見る視点-.リハビリナース.2018;Vol.11 No.6:538-540.
学会発表 1.シーティングにより車いすで食事が可能となった一症例.第42回日本作業療法学会(2008,長崎)
社会活動 和歌山県作業療法士会理事(2020~)
和歌山県作業療法士会総合事業推進委員会副委員長(2016~)
和歌山県介護普及センター講師(2016~)
第13回和歌山県作業療法学会学会長(2016)

●言語聴覚療法分野

- 副主任

言語聴覚士は全国的にも少ない職種です。しかし、コミュニケーション機能や摂食嚥下機能に問題を抱え、言語聴覚士の支援が必要な方は多くおられると思います。まずは、言語聴覚士の支援によって何ができるのか、退院後の生活をイメージしながら何が必要なのか一緒に考え、患者様の障害だけに着目するのではなく、全人的なアプローチをすることが私の役割と考えています。これからも言語聴覚療法を通して、機能的な側面とQOLの向上に努めつつ、働きやすい環境作りにおいても自分にできる事を探求し続けたいと思います。
氏名 平田 万希子 / ヒラタ マキコ
所属 田辺中央病院リハビリテーション科
最終学歴 国際医療福祉大学 保健学部言語聴覚学科 卒業(学士)
取得資格 言語聴覚士
所属学会 日本言語聴覚士協会、和歌山県言語聴覚士会、日本摂食嚥下リハビリテーション学会
アクセスマップ

医療法人研医会 田辺中央病院

〒646-0042 和歌山県田辺市南新町147

TEL.0739-24-5333 FAX.0739-23-1114

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