- トピックス
- 2019年1月8日
- 【勉強会案内】「ビデオでみる症例検討会」
- 2018年12月4日
- 【勉強会案内】「ビデオでみる症例検討会」
- 2018年11月20日
- 【書籍紹介】「運動イメージ・運動観察の脊髄神経機能とリハビリテーションへの応用」
- 2018年9月26日
- 【勉強会案内】「ビデオでみる症例検討会」
- 2018年9月15日
- 【勉強会案内】「ビデオでみる症例検討会」
- 2018年9月15日
- 【勉強会案内】「平成30年 台風21号および北海道胆振東部地震災害復興支援特別講習会」
- 2018年9月15日
- 【面接会開催】ご希望の方はご連絡ください(担当:木原)
- 2018年8月14日
- 【勉強会案内】「ビデオでみる症例検討会」
- 2018年7月23日
- 【勉強会案内】「ビデオでみる症例検討会」
- 2018年7月23日
- 【書籍紹介】「体幹と骨盤の評価と運動療法」
- リハビリテーション科のご紹介
患者さまの身体の機能回復を全力でサポートします!
リハビリテーション本来の目的は「生活の再建」です。
私たちは一人でも多くの患者様が元の生活に復帰し心豊かな生活が送れるよう治療の質を高めるとともに、
各部門と連携し、地域に必要とされるリハビリテーションを提供出来るように体制を整えてまいります。
当院では、平成26年10月1日に回復期リハビリテーション病棟 地域包括ケア病床を開設し、
『在宅復帰』を目標に患者様の早期回復を目指し、リハビリテーション科一同で取り組んでおります。
平成29年度の実績(平成29年4月~平成30年3月)では、在宅復帰率約90% となっており、
一人でも多くの患者様が自宅へ復帰できるよう今後とも努めてまいります。
在宅復帰後、まだ生活に不安がある場合は医療保険での 外来リハビリや、介護保険での通所リハビリ・訪問リハビリにて
フォローさせて頂いております。
また、在宅復帰が難しい場合には、同じグループ施設である
田辺すみれハイム(サービス付高齢者住宅)や
田辺すみれホーム(認知症対応型共同生活介護(グループホーム))、
田辺すみれ苑(介護老人保健施設)に入所し、
引き続きフォローさせて頂いております。
田辺すみれハイムには当院からリハビリスタッフが配属されていますので、
安心してリハビリに取り組んで頂いております。
リハビリテーション科のスタッフや仕事内容、取組みなどをご紹介いたします。
※PDFでご覧になられる場合は、下記のリンクをクリックしてください。
田辺中央病院リハビリテーション科(1.27MB/PDFファイル)
- 現在のスタッフ構成
理学療法士 :21名(男12名、女9名)
作業療法士 : 4名(男1名、女3名)
言語聴覚士 : 2名(女2名)
医療クラーク: 1名(女1名)
リハビリ助手: 1名(女1名)
リハビリテーション科は現在 29名在籍 (平成30年4月1日 現在) しており、スタッフが安心して産休・育休が取得できる体制です。
リハビリテーション科一同、患者様のニーズに合ったリハビリテーションを提供し、早期離床、早期自宅復帰を目標に取り組んでいます。
中央病院のリハビリテーション科はスタッフ同士の仲が良く、とっても明るく働きやすい職場です!
- 理学療法
理学療法は脳卒中や高齢者の慢性疾患、整形疾患などの病気や傷害によって生じる機能や生活動作における様々な問題に対し、 日常生活でおこなう基本的な動作(寝返り、起き上がり、立ち上がりなど)や「歩く」、「階段を上る、降りる」などの動作の練習を患者様の状態に合わせて、 個別に実施しています。リハビリで出来るようになった動作が、病棟そして在宅生活でも行えるように病棟看護師と連携して、指導しています。 また、当院では膝関節や股関節の手術をされる患者様が多いため、超音波などの物理療法も取り入れ、リハビリを行っています。
- 作業療法
「靴下を履けるようになった」「お箸を使えるようになった」等の声を頂くと、私達も嬉しいです。
心ならずも障害が残った場合には、残された機能を最大限に生かした様々な工夫(自助具の作成、福祉用具の導入、住宅改修の相談等)を行い、
自分らしく生活して頂けるように援助を行います。
現在、作業療法士は田辺中央病院とすみれハイム(サービス付き高齢者住宅)に配属されています。さらに地域に貢献できるよう増員を図っております。
- 言語聴覚士とは
脳卒中などの中枢神経疾患などによって発音や聴覚、食べる機能が低下し、生活を営むことが困難になった患者様に対し、 発声や食べ方などの練習を患者様の状態に合わせて、個別に実施しています。 特に、当院では嚥下障害のある患者様に対し、安全に言語聴覚療法を行えるようレントゲン透視装置を用いて嚥下機能を評価しています。
- 在宅復帰に向けての取り組み
●在宅復帰に向けてのリハビリ
患者様により安全な日常生活を送っていただけるよう、患者様に合った装具の作成、 日常生活に必要なすべての動作(歩行訓練、階段訓練、床上動作訓練、職業訓練、買い物などの外出訓練、調理訓練、掃除、洗濯、自転車等)を 訓練させて頂き、身体の機能回復を促し、残された能力を最大限に伸ばします。
●家族カンファレンスの開催
在宅復帰にあたり、患者様、ご家族に当院のスタッフから今後の方針・目標についてお話させていただきます。
またご自宅で安全に生活するための自宅改修箇所(手すりや昇降機の設置など住宅改修について)のアドバイス等、ケアマネージャーと連携をとって介護保険を活用しながら行っています。
●チーム医療
家族カンファレンスとは別に、医師・看護師・社会福祉士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など関係者が集まり、 患者様の治療方針や在宅復帰後の生活を見据えたリハビリを検討しています。
- 物理療法
ホットパック | 皮膚や表層(皮膚に近い部分)の組織を温めて、伸びやすくし、痛みを和らげます。 |
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マイクロウェーブ | 表層(皮膚に近い部分)の筋肉を温めて、伸びやすくし、痛みを和らげます。 |
頚椎・腰椎牽引 | 頚椎(首の骨)や腰椎(腰の骨)を引っ張ることで、関節を離開し、血液の循環を良くしたり、痛みを和らげます。 |
低周波 | 体に電気を流すことで筋肉を縮めたり緩めたりし、筋ポンプ作用が働き、血流の流れを促進します。 |
ハドマー | 空気の圧力で足先から太ももへと血流を押し上げ、下肢全体の血行を促進します。 |
超音波 | 血流の改善により痛みを和らげたり、浮腫を軽減します。 |
- 運動療法
運動療法とは実際に体を動かして行うもので、機能低下の予防や機能障害の改善のために実施されます。
幾つかの代表的な運動療法をご紹介いたします。
関節可動域運動 | ギプス固定などにより長期間関節を動かさない状態が続くと、関節は硬くなります。こういった関節の動きを改善させるのが関節可動域運動です。 |
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筋力増強運動 | 長期間手や足を動かしていないと、筋力が弱くなります。こういった筋力を改善させるのが筋力増強運動です。 この際、患者様の状態(全身状態、疾病の治癒の程度、年齢、性別 など)が十分考慮して行われます。 |
基本的動作練習 | 怪我や病気によって、普段何気なく行っている動作が出来なくなることがあります。 その中で「寝返る」「起き上がる」「座る」「立つ」「歩く」など、基本的な動作の練習をするのが基本的動作練習です。多くは先に述べた運動療法と合わせ、患者様の現在使える機能を最大限に活かして練習が行われます。回復までの期間や障害が残存している場合等は、杖・装具等が処方されて、使い方の練習も併せて行われます。 また、必要な場合にはご家族への介助方法の指導も行っております。 |