- 黒部副主任の論文が海外誌「Muscle & Nerve」に掲載されました
2021年8月8日に黒部副主任の論文が海外誌「Muscle & Nerve」に掲載されました。
リハビリテーション科にとって、初めて海外誌に掲載されたことをスタッフ全員が喜んでおります。
リハビリテーション科は、今後も臨床、教育、研究に励み、患者様に質の高い理学療法を提供できるように取り組んでまいります。
(文責 藤原 聡)
黒部副主任の感想
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/mus.27390
今回、初めて英語で論文を作成するにあたり悩むことが多くありました。その際、熱くご指導してくださった先生方のお力もあり、目標を達成することができました。
この研究では、麻痺や筋肉の強張りを解消するために、どういった運動が有効なのかを検討しました。方法としては、運動の前後に専用の機器を用いて脊髄前角細胞という神経の興奮性を調べました。その結果、リズミカルな運動後は脊髄前角細胞の興奮性が低下することが明らかになりました。このことから、麻痺や筋肉の強張りを解消するには、リズミカルな運動が有効であることが示唆されました。
今後も、患者様により良い治療を行うために、研究を重ねてまいります。