- 黒部副主任の論文が雑誌「関西理学療法」第21巻に掲載されました
2021年12月25日 黒部副主任の論文が雑誌「関西理学療法」第21巻に掲載されました。
この論文は彼が担当した患者様をトップダウン評価で問題点を絞り込み、治療した内容を検証した症例研究です。症例研究は理学療法技術の向上に非常に重要な方法の1つです。
リハビリテーション科ではこの症例研究を積極的に行い、理学療法技術の向上に努め、患者様に質の高い理学療法を提供できるよう取り組んでまいります。
(文責 藤原 聡)
黒部副主任の感想
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkpt/21/0/21_21-E01/_article/-char/ja
今回、初めて症例研究に関する論文を掲載して頂きました。ご協力してくださった患者様や、ご指導していただいた先生方に心より感謝申し上げます。
この論文では、寝返り動作が困難な脳梗塞後の患者様に対するリハビリテーションについて検討しました。従来、寝返り動作には腹部の筋肉の活動が重要であると報告されてきました。しかし、腹部の筋のみでなく股関節の筋肉に着目しリハビリテーションを行ったところ、寝返り動作をスムーズに行えるようになりました。
患者様により良い治療を行えるよう、今後も臨床活動・研究活動ともに努めてまいります。