- 2022年6月15日に事例検討会を12名(OT6名、PT6名)で行いました
当院では患者様主体の目標設定を行うため毎月継続して事例検討会を行っており、今月は6月15日に作業療法士6名と理学療法士6名で行いました。
内容はCOPMを使って浅井OTの担当患者様の目標設定を行い、参加者と議論しました。
具体的には、まず患者様の背景と現状、患者様が課題と感じていることとその重要度、それらに対する満足度を浅井OTから参加者に伝えました。
つぎに「示された課題についてどのように取り組むべきか」、「今後どのような取り組みが必要か」について意見が交わされました。
COPMは患者様の主観を把握するためのものです。作業療法では、患者様が何を大事にされているかを把握した上で、目標設定をするほうがより効果的なリハビリテーションにつながると考えます。
私の印象として、理学療法士は患者様の主観で目標設定していくことに戸惑っているようでした。
このように同じリハビリテーション専門職でも目標設定の考え方に違いがあり、お互いの視点の違いについて認識する貴重な機会でもあったと思います。
今後も継続して事例検討会を行い、本当の目標設定が出来るよう努力してまいります。
(文責 藤田 純)
【勉強会の風景】