- 呼吸器疾患の概論と呼吸器系の運動学と解剖学について勉強会を行いました
2022年10月20日、呼吸器疾患患者へのリハビリテーションの実施に向けて、呼吸器疾患の概論と呼吸器系の運動学と解剖学について勉強会を行いました。
生きるために必要な呼吸器の問題は、生活の質の低下に直結します。代表的な呼吸器疾患である慢性閉塞性肺疾患は推定患者数が530万人以上とされており、年々増え続けています。また、慢性閉塞性肺疾患と診断されている総患者数は22万人程度であり、大多数は未診断の状態です。これらのことから、今後、リハビリテーションを必要とする呼吸器疾患患者は急増することが予測されます。
そこで、この勉強会では呼吸器疾患を知ることを目的に、座学で呼吸器疾患の概論と呼吸器系の運動学と解剖学の復習を行いました。今後は、座学で呼吸器の生理学、呼吸器疾患やリハビリテーション以外の評価と治療を理解するとともに、安全に呼吸器疾患患者へリハビリテーションを提供するためにOJTを行ってまいります。
今後も、リハビリテーション科は患者様に提供するリハビリテーションの質を向上するために様々な取り組みを行ってまいります。
(文責 藤原 聡)
【勉強会の資料(一部抜粋)】